空手道ってどんな競技?

空手道の魅力は、元気の良い挨拶が出来るようになったり、目上の人に対して敬語を使って話せるようになったりと、
礼節の部分が身につくという事が挙げられますが、なんといっても競技としての魅力があります!競技は大きく分けて2種目です。

1.「形」競技

まず、1つ目は「形」競技です。空手道の「形」は、様々な受け・攻撃・移動を演ずるものであり、体力や年齢、性別に関係なく、誰もが持っている能力に合わせて自分のペースで稽古する事ができます。


これは他の武道には無い空手道の大きな特徴のひとつです。実際の形の試合では、たくさんの選手達が1~2名ずつ演舞し、どの選手が気合いや技術が優れているかを審判員が判断を下し、勝ち負けを決めていきます。


「形」を稽古する事により心身の錬磨を図り、日常の動きではあまり使われる事の無い筋肉をも十分に活用するため、大人の方だけでは無く、子供達にも理想の全身運動となり、バランスのとれた身体の発育を促します。また、この、「形」を正しく理解し、真剣に稽古することで集中力を養う事ができます。

2.「組手」競技

空手道のもう一つの競技は「組手」競技です。
私たちが練習している空手道は、思いっきり叩いたり蹴ったりして、相手をノックダウンさせるという世間一般の「空手」のイメージとは異なるいわゆる「寸止め」というルールで戦っています。
寸止めというとあまりインパクトが無く、魅力が伝わりにくいかも知れませんが、試合では、「実際では寸止めするけどこの技が相手に決まればノックダウン出来ますよ」という技を繰り出さなければ得点にならず、勝ち上がる事ができません。

実際の試合では、1対1で相手と対峙し、お互いに突き・蹴りを繰り出し、それぞれの部位に対応したポイントを、どちらかが多く取るかで勝ち負けを決めていきます。
このルールにより、格闘技ですが他の武道よりも安全性に優れた所がある為、3歳くらいのちびっ子から年輩の熟練者まで、幅広く・末永く高みを目指して続ける事ができる競技です。

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